前回の記事から随分と日が経ってしまった。
今回は繊細さんが行き詰まった時に効果的な方法(後編)「話すこと」について私が実践した内容を、美味しい料理の写真とともに紹介お届けする。
前回紹介した「書き出す」という工程で、自分の悩みや置かれている現状を明らかにし、自分の本心を知ることができた。
次は違う角度から現状を知るために、他人に相談してみよう。
ここで重要なのは、相談相手の選び方である。
相手との関係性は近すぎても、遠すぎてもいけない。
あなたのことをよく知る家族や親友なら、あなたの性格からあなたが最も安全だと思う道を提示してくれるだろう。
しかし、より客観的に状況を判断してもらうためには先入観がない状態で、話を聞いてもらう必要がある。
この場合はあなたの性格を知りつつ、尚且つあなたが気を遣わない程度にプライベートな話ができる友人が望ましいだろう。
久しぶりに会って、近況を報告し合うような友人がベストだ。
相手に相談するときは、話す内容を箇条書きにしておくことをお勧めする。
情報過多になりやすい繊細さんも、過不足なく相手に説明することができるだろう。
携帯のメモ機能にこっそり忍ばせると便利だ。
私は、年に数回近況を報告し合う高校時代の友人に相談することにした。
詳しい内容については、前回の記事をみてほしい。
https://blog.kanehana.com/entry/2019/09/10/215656
友人は私の悩み聞き終えると、一呼吸おいてこう言った。
「あなたは現時点で、仕事と恋のどちらに重点を置きたいの?」
それは、確信をつく質問だった。
友人の提案は以下の4択だった。
《結婚を考える場合》
1、今の会社では結婚後も働き続けるは難しいため、転職する
2、今の会社で働き続けながら婚活をし、寿退社を目指す
《結婚を考えない場合》
3、入社3年を待ち、転職する
《現時点では選択できない場合》
4、現状維持
恥ずかしながらフィアンセは存在しないため、結婚など考えてはいなかった。
しかし年齢を考えると、人生設計においてかなり重要なワードである。
近況報告の中で、恋愛についても上手くいっていないことを話していたため、それを踏まえた上での提案だった。
さらに友人は、次のように続けた。
「それにあなたの話を聞いていると、今すぐ動かなくてもいいのかもね。あなたは今もがいている状態だから、今後の方向性が決まってからの方が後悔しないんじゃない?選べないのであればまずは現状維持。」
また、同時に転職についてもいろいろと有益な情報を教えてくれた。
詳しい内容は個人が特定できてしまうため伏せるが、転職についての自分の現状は、思っていたよりも明るいものであったらしい。
結果的に私は、友人の提案の4を選択して今に至る。
彼女の言葉に納得し、自分で考えた結果だ。
友人の言う通り、今後の選択肢を増やせないかともがいている最中である。
まずは方向性を決めること。それまでは、別の意味でいろいろと動いてみる動いてみることにする。
*総括
・相談することで、他者からみた自分の現状を知ろう
・相談相手は程よく距離感のある相手を選ぼう
・自己分析と他己分析の結果から自分の現状を把握し、今後の方向性を考えよう
今回の舞台は栃木県那須塩原市にあるGorilla Loungeさんだ。
店内は半個室になっており、ソファー席ということもあって、ゆったりと美味しいお料理とお酒をいただきながら、充実したひと時を過ごすことができた。
ごちそうさまでした。